~産地担当者より~
ハウス内でのキュウリの摘葉作業の風景写真を並べてみましたのでご覧ください。

摘葉前風景
写真では伝わり辛いかも知れませんが、キュウリの葉は意外と大きく、この大きな葉に光を受け光合成をします。
キュウリの摘葉作業は、この込み合っている部分の葉を摘むことで、よりたくさんの光が葉全体に当たるようにする作業です。
春野管内で一般的な栽培方法である「つる降ろし誘引栽培」での摘葉作業です。
作業はハサミを使用して行っていきます。
摘葉は主に1本の枝に対して地面から50~70㎝を目安に4~5枚程度の葉を除去していきます。
地面に近い部分の葉を摘葉する理由は、地面へ直接日光を当てることで地温を上げる効果の他、収穫作業の効率を上げる効果もあります。
また、通気性をよくすることで病害虫予防の他、採光性もよくなり生育や作業性も向上します。
生育ステージによっては作業位置が低いため、農作業椅子に座りながら作業を行ったりするなどして、負担軽減の工夫もしてます。
摘葉作業前後の写真を並べて比較してみましょう

before

after
どうです?めちゃスッキリしてると思いませんか。
以上が摘葉作業となります。
※一般的な摘葉方法を紹介しておりますが、摘葉方法については生産者により様々です。
いかがでしたでしょうか?
☆写真だけでは伝わり辛いかもしれませんが、イメージだけでも持って頂ければ幸いです。
☆作業動画につきましては、ムービーアーカイブにも掲載していますので是非ご覧ください。